今日の経営学
皆さん、おはようございます。
たこやきです。今日も経営学やっていきたいと思います。
2.日本型企業結合様式の独自性
日本の完成品メーカーは部品をそれぞれ下請けの部品メーカーに発注しており、この関係として長期持続的に形成されているのである。
親会社、もしくは有力な大企業は多数の子会社、孫会社や関係会社を従え、このような恩情と専制、庇護と絶対服従の関係を親子会社という。
欧米の場合は大企業であろうと、中小企業であろうと独立した企業として、それぞれに自由な市場原理に基づいた競争と相互依存の関係が成立している。もちろんそこには、市場における一般的な原理として独占的な大資本に対して中小の資本が弱者の立場に立たされるという関係も成立する。しかし、我が国の企業系列においては、下請け企業の独自性を実質的に失わせるほどの強い支配、従属関係が成立しており、これが部品の供給関係、原材料の供給関係にある大企業と中小企業との特定の結合関係として長期にわたって持続している。
このように、日本と欧米では、企業間の関係も異なるということが分かったと思います。
それでは、今日も一日頑張っていきましょう!
※参考文献
ひとりで学べる経営学(文眞堂)三戸浩 池内秀己 勝部信夫 著