通勤電車で学べる経営学
皆さん、おはようございます!
寒すぎてコタツから出れないたこやきです。
今日は少し長くなりますが許してください(笑)
では早速やっていきましょう!
企業はなぜ多国籍化するのか、あるいは企業が海外に進出して、グローバルな経営を展開する積極的な理由はどこにあるのか。
企業の国際化の動機としては、次のような理由があげられる。
①海外のフリーマーケットの獲得
国内の市場だけでは、十分な収益が上がらなかったり、ライバル企業との間の競争の激化、相手国や地域の輸出入規制に対応しようとするための海外進出である。
②安価な経営資源の獲得
原材料、部品、労働力といった経営資源を自国よりも低コストで調達することを目的とする海外進出。賃金の安い発展途上国への工場移転等が代表的な例
③情報(技術、金融、マーケティング)の収集
情報の持つ価値がますます、重みを増すようになり現地での様々な情報収集が企業経営を左右するほどになってきている。
④租税の回避
タックスヘイブンと呼ばれる税制上の優遇措置をとる国、地域へ進出することで(ペーパーカンパニーであることが多い)、企業は税負担を軽減することができる。ケイマン諸島、バハマ、バミューダ諸島が有名
⑤貿易摩擦の回避
輸出によって相手国の産業や経済や産業が打撃を受ければ、貿易摩擦が生じる。これを回避するため、現地への生産や販売に直接乗り出さざるを得なくなる。
企業の海外進出の理由としては、以上の5点が考えられます!
それでは、今日も1日頑張りましょう!
※参考文献
ひとりで学べる経営学(文眞堂)三戸浩 池内秀己 勝部信夫 著